衛星レーダーで浸水域を出すデモ

2019年の台風19号で、氾濫した翌朝に通った衛星のレーダー画像から浸水した範囲を出します。

阿武隈川・郡山市

比べられるのは同じ軌道から撮った2枚だけです。同じ軌道に戻るのは6日に1回で、狙った日に撮れているとは限りません。

⇄
← 台風前
氾濫の翌朝 →
2 km

⇄ を左右にドラッグすると、台風前と翌朝が入れ替わります。図はドラッグで移動、ホイール(スマホは2本指)で拡大。 左下の「浸水を判定」を入れると、判定した範囲を赤い枠で重ねます。

水は黒く、浸水した建物は白く写ります。郡山では浸水域の 18% が黒く、28% が白くなりました。

写っているのは10月13日 午前5時42分の一瞬です。屋根や木の下の水、すでに引いた水、波立った浅い水は写らず、水深も分かりません。

判定のしかた

水面は電波を鏡のように向こうへ跳ね返すので暗く写ります。建物が浸かると、水面と壁で2回跳ねた電波が衛星へ戻り、明るく写ります。 川や池はもともと暗いので、前後2時期を比べて変わった所だけを取ります。

  1. 同じ軌道の2枚を選ぶ
  2. 9×9で平均してザラつき(スペックル)を均す。ばらつき 2.5 → 1.8 dB
  3. その場面自身の中央値とばらつきで割る
  4. 暗くなった/明るくなった範囲を取り、傾斜5度より急な斜面を除く
  5. 穴を埋め、4 ha 未満の粒を落とす
使っているデータと出典
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